職員向け研修プログラムの一例を掲載します。ご参考にして下さい。
①行動への視点 (ペアレントプログラムを通して) |
一方的な視点だけでは効果的な関わりは出来ません。1回目は、困った行動の中にあるギリギリセーフを探す視点をお伝えします。 |
---|---|
②発達障害の理解と対応 | 発達障害の基本的な知識と効果的な対応をお伝えします。 |
③ペアレントプログラム (子ども編) |
第1回目に行った研修の「こども編」を行います。事業所に通ってきている子どもについてスタッフ間で話し合い、「いいところ」「努力しているところ」「困ったところ」を共通理解として整理しましょう。 |
④関わり方のコツ | 子供の(表出面)(理解面)つまり、コミュニケーションのやり取りを整理することで、子供それぞれに対する適切な対応(コツ)が見えてきます。 |
⑤ほめるコツ (ペアレントトレーニングを通して) |
「ほめてください」よく聞く言葉です。しかし、何をどのようにほめたらよいか分からない。そこで、ほめるコツを具体的にお伝えします。子どもに合った効果的なほめ方を見つけましょう。 |
⑥行動分析 | 一見すると不適切な行動にも必ず意味があります。行動を分析することで子供の本当のニーズが見え、適切な行動に置き換えることが出来ます。 |
⑦薬について | 医者ではない立場で薬のことについて発言することは非常にハードルが高い印象が強いです。しかし、薬の名前や最低限の効果・副作用は知っておくべきです。代表的な薬について説明します。 |
⑧保護者対応① (保護者の希望) |
保護者からの希望を把握し提供することで、保護者からの信頼を獲得し、選ばれる事業所になります。まずは保護者ニーズを敏感にキャッチし、それに応じた対応を実行する事が必要です。 |
⑨保護者対応② (希望別対応) |
子どもへの対応も大事ですが、それ以上に保護者対応を丁寧に行わないと信頼を獲得することは難しくなります。保護者からの質問に前向きな答えを返せるように準備し、様々な保護者からの希望に対応できる事業所を目指しましょう。 |
⑩スタッフ間の連携 (トラブル対応) |
どんなに効果的で素晴らしい関わりや療育を行っていてもスタッフ間の信頼関係や役割分担、共通理解がないとクオリティーは継続されません。トラブル時を想定してスタッフ間の動きを整理します。 |